毎年恒例となったこの大会は2月12日(金)から14(日)までの3日間で開催され、初日、二日目に風が吹きWAVEの開幕戦は二日間で全てのヒートを終了することができた。
開会式は江口浜で行い、開会式終了後に予報の良い入来浜に選手、運営スタッフ全員大移動。南に約30分移動して入来浜に着くと風は吹いていないが波が良くて、選手達はSUPやサーフィンでウォーミングアップをしていた。運営チームはビーチに車を置き、運営車とジャッジ席を設営。沖に白波が多く見え、予報では午後から入って来るとのことなので午前中はウエティング。前日からこのビーチに着て乗った選手達は、道具もそのままなので準備万端。ここのゲレンデは右からのクロスオンショアで少しガスティーとの前情報が入った。
1時半ごろに風が入り始め小林選手(CB SURFERS / 逗子WSF School)が海面チェックに出ていきなりプレーニング。それを見た選手達はコンテストモードに入り、スタート開始時間の発表を待つ。2ウェイブ、2ジャンプ、ヒート時間10分、ファクターはイーブンと池田ディレクターから発表!2時15分にコンテストがスタートすることに決定した。波は残っているが、風が安定しないスタボーのクロスオンなので選手達は大きめの道具で出艇して海面チェックとウォーミングアップを行った。
今大会ファーストヒートはJ744柳沢(RRD / SIMMER)対J78矢谷(JP / NEILPRYDE)、そしてJ18松井(SIMMER / QUATRO)対J202駒井(STARBOARD / GAASTRA)となり、波が沖まで掘れるため幅広い海面を使ってジャンプ合戦から始まった。続いての対戦はJ39野口(STARBOARD / GAASTRA)対J66小林(CB SURFERS / 逗子WSF School)、そしてJ1115板庇(TABOU / GAASTRA)対J134吉武(セブンシーズ / PROLIMIT)が行われたが、風が少し落ち気味でジャンプに苦戦した。
次々とヒートを消化する必要があるのでスピーディーな運営が行われ、続いてウイメンズクラスが行われた。まずJ375森(MAUI SAILS / B-HEADS)対J572村田(サイドスタンス)の対戦。クロスオンショアで風も弱くなってきているのでジャンプはもちろん波乗りも苦戦していた。
メンズの二回戦目となる5a、5bヒートはシード選手の登場。先ほど勝ち上がった柳沢と松井がシード選手達と戦うことになる。2009年度年間ランキング3位のJ23永松(NAISH / O’NEILL)対J744柳沢(RRD / SIMMER)、ランキング2位のJ15石原(GAASTRA / B-HEADS)対J18松井(SIMMER / QUATRO)。スタートホーンと共に各選手は飛び出して行くが、風が途中で落ちてキャセルとなってしまった。そしてメンズプロクラスは、風が戻ってこなくてこのまま初日は終了。
ウイメンズクラスは行われ、3aのJ44矢谷(B-HEADS / NEILPRYDE)対J27田中(Hot Sails Maui / Exocet)、3bのJ572村田(サイドスタンス)対09チャンプJ-0 MOTOKO(SEVERNE / TABOU)の対戦だ。風が安定しないので1ジャンプ、2ウエイブの採点に変更され、非常に難しいコンディションの中戦われた。風上をキープしてブローを上手く使った矢谷が、非常にスピーディーな走りをし、風が弱くて風下に流れて行く選手が多いなか作戦勝ちといったところだろう!
ここで勝ち上がったJ-0 MOTOKO(SEVERNE / TABOU)とJ44矢谷(B-HEADS / NEILPRYDE)がファイナル、そして3位、4位決定戦のJ27田中(Hot Sails Maui / Exocet)とJ572村田(サイドスタンス)が行われたが風が落ちてキャンセルに!これで大会初日は終了となった。
夜は江口浜の地元「たたら口公民館」で地元の方によって親睦会を開催してもらい、美味しい食事と濱田酒造の焼酎で盛り上がり、地元の方々との交流が深まった。
大会二日目の土曜日はアマチュアクラスの受け付けと開会式が行われ、昨年大怪我をした力竹選手がわざわざ駆けつけて、参加選手と大会関係者に昨年のお詫びと現状の回復状況を伝えた。驚異的な回復力ですでにフリースタイルなどにもトライしているとのこと!これからも頑張ってもらいたい。

アマチュアクラスのスキッパーズミーティングが終了した時点で入来浜へ移動。風は右からのサイドで、波はまだ残っている。アマチュア選手達はセッティングに追われていが、プロ選手達はSUPやサーフィンを楽しみながらウォーミングアップをした。雨と共にブローが入りプレーニングし始めたが、またすぐに落ちてしまった。
12時半にやっとアマチュアオープンからヒートがスタートされた。波はあるが風が弱くジャンプが難しいので2ウエイブでの採点で進行された。風向は変わらず右からのクロスオンで、波もセットで入って来るがタイミングを掴みにくく、なかなか波に乗れない選手もいた。6ヒートまで次々に行われ、鶴田(MEGABLOW)対柴田(LADY WINDSURF)、そして山田(タオサーフ)対吉村(Windjack / Patlove)がベスト4に残って戦うことになった。
続いてビギナークラス1+2ヒートが行われ、弱い風とセットの波でなかなかアウトに出ることができず苦戦していた。ウイメンズもビギナーヒート3の中に組み込まれて行われた。この頃には風が入り始め、ジャンプも少しできるようなコンディションとなっていた。
45歳以上のグランドマスタークラスがスタートする頃には、風も上がってきたので迫力ある波乗りを見ることができた。その後のスペシャルクラスは3人での一騎打ち!1ジャンプも採点に追加さえることになった。戸次(パンタイバグース)は風が上がると判断して小さい道具を使用、思ったより上がらない風でスピードが出せずに戦線離脱。中野(はだし)は波乗りで素晴らしいライディングを見せていたが、志賀(タオサーフ)が完璧なフォワードループを披露!プロ選手のようなフォワーで会場も大盛り上がり!志賀(タオサーフ)は波乗りもロングライドしながらスピーディーなライディングをしていた。
先ほど勝ち上がってきたビギナークラスは、少し風が上がってきたので苦戦していた。その中でも都留(SEAGULL INN)が波に乗り目立っている。風も上がってきてアマチュアクラスヒートの残りが少なくなるにしたがい、プロ選手も練習に出始めてウォーミングアップを始めた。
グランドマスターファイナルは西村(ガンコ)対高良(ガンコ)、そして順位決定は吉末(Hops)対金谷(Kaoisurf)。高良がアウトサイドで大きなセットを掴んで素晴らしいライディングを披露。そしてビギナークラスのファイナルへと続いた。ファイナリストは伊豆丸(シーガルイン)、合野(タオサーフ)、柿迫、都留(SEAGULL INN)。風が上がって波も大きくなって来たのでビギナークラスには厳しいコンディションだ。その中でも都留と柿迫は目立ったライディングをしていた。
オープンクラスファイナルは鶴田対山田、3位、4位決定戦は吉村対柴田だ。スタートフラッグを見間違ったのか、合図が無いのに沖に出てしまい慌ててフラッグを掲揚した。風も上がって波もあるので、各選手共に入来浜のコンディションを楽しんでいた。
アマチュアクラスの全てのヒートが終了して、ついにプロクラスがスタート。2ウエイブ、2ジャンプでの採点だ。昨日の続きとなるヒート5a、5bからだ。J23永松(NAISH / O’NEILL)対J744柳沢(RRD / SIMMER)、J15石原(GAASTRA / B-HEADS)対J18松井(SIMMER / QUATRO)。ここで波乱が起きた。今回優勝を狙っていた石原は風が落ちたところで前半に道具チェンジ。5.3から5.7にしてボードも浮力を上げた。そこへ予想とは裏腹に風が上がり、激オーバーセイルでの戦い。得意のバックループが全く決まらず苦戦した。永松はジャンプで得点を稼ぎ、柳沢はライディングで点を稼いでいるように見えた。松井は丁寧なライディングをしていた。
続いて09ランク4位のJ123本橋(SIMMER / QUATRO)対J39野口(STARBOARD / GAASTRA)、そして09チャンプJ25浅野(MAUI SAILS /B-HEADS)対J1115板庇(TABOU / GAASTRA)。風もありバックループ合戦となり、見応えのあるヒートとなった。
セミファイナルはJ23永松(NAISH / O’NEILL)対J18松井(SIMMER / QUATRO)が勝ち上がり、松井に負けた石原はオーバーセイルに泣いた。このヒートは風の上下がありジャンプの着水が難しいようだったが、永松が安定したライディングで松井を下してファイナルへ。そしてもう1つのセミファイナルはJ123本橋(SIMMER / QUATRO)対J25浅野(MAUI SAILS /B-HEADS)となり、浅野の完璧なバックループで本橋を下した。
次はウイメンズファイナルだ。昨日ヒート途中で風が落ちてキャンセルになったので、今日仕切り直し。
J-0 MOTOKO(SEVERNE / TABOU)とJ44矢谷(B-HEADS / NEILPRYDE)がファイナル、そして3位、4位決定戦の対J27田中(Hot Sails Maui / Exocet)とJ572村田(サイドスタンス)。このヒートでは風上に矢谷、ジャッジ少し風下に村田、そして風下にMOTOKOと田中がライディングしていた。目の前にいる矢谷が目立っていたが、結果は・・・。
メンズの3位、4位決定戦は対J18松井(SIMMER / QUATRO)対J123本橋(SIMMER / QUATRO)の戦いだ。二人はフォワードの高さと完成度、そして波乗りの対決となった。
メンズファイナル。J23永松(NAISH / O’NEILL)対J25浅野(MAUI SAILS /B-HEADS)。この二人は年末のグランドスラムのファイナルを戦い、途中で風が落ちてキャンセルになってしまった経緯がある。ここで勝負をはっきりしたいところだ。前半は浅野が珍しく得意のバックループを決められずにいたが、後半にアウトサイドで完璧なバックループを決めた。永松もトライするがストラップから足が抜けて空中分解!歯車が狂ったようだ。その後は風が抜けたりしてジャンプのタイミングが難しかったが、二人とも最高のパフォーマンスを見せてファイナルは終了となった。
その後ぎりぎりの時間だがルーザースを行うことになった。J1115板庇(TABOU / GAASTRA)対J78矢谷(JP / NEILPRYDE)、J39野口(STARBOARD / GAASTRA)対J202駒井(STARBOARD / GAASTRA)が戦うことに。風が落ちて一回キャンセルになったが、風が戻っていたため再スタート。野口がバックループを連続で決めて目立っていた。もう1つのルーザースはJ15石原(GAASTRA / B-HEADS)対小林選手(CB SURFERS / 逗子WSF School)、J744柳沢(RRD / SIMMER)対J134吉武(セブンシーズ / PROLIMIT)。先ほどオーバーセイルで負けてしまった石原が目立った動きをしていた。ここでメンズは終了。
ウイメンズのルーザースがこの大会の最終ヒートとなった。J375森(MAUI SAILS / B-HEADS)対田中(Hot Sails Maui / Exocet)。なかなかフォワード成功しないヒート。波乗り勝負となった。
全ての競技が終わり、夜7時から濱田酒造の濱田屋伝兵衛でパーティーが行われ、最終成績もこのステージで発表された。

最終日は風の予報が悪く、江口浜にてビーチクリーンやクリニック、商品説明会などを行って12時に終了となった。
今回は大会前にこのコンディションを苦手と話していたJ25浅野(MAUI SAILS /B-HEADS)とJ-0 MOTOKO(SEVERNE / TABOU)が優勝し、2010のツアーの第一戦を制して3月の御前崎の大会に弾みをつけた。
詳しい大会の内容はJPWAブログを参照!
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