検見川浜ボードセーリングサマーカップ <大会レポート>

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関東有数のウインドサーフィンのメッカ・千葉県検見川浜。梅雨が明けて夏の日差しが強くなると毎日のようにサーマルの風が吹き続ける。幕張新都心を眺めながらのセーリングも格別で、ここをベースに育っていく選手も数多い。
JPWAジャパンサーキットも夏といえば“検見川浜”となってきている。猛暑続きの今年の夏は、きっと今年は風が吹くだろう。しかも大会前日までずっと吹き続けていたのだから・・・

検見川浜ボードセーリングサマーカップ 大会風景

大会MCは日本ウインドサーフィン界のレジェンドのひとり池田良隆 大会初日

日本各地から検見川浜に約90名が集まった。開会式の時点で天候は快晴。この時点で風はほぼ無風だが、午後から徐々に上がってくる予報だ。午後のサーマル狙いでのレースが期待される。

時間ともに、気温がどんどんと高くなり、そよそよと風が吹いてきた。昼過ぎになると、インサイドでプレーニングするウインドサーファーが増えてきた。しかし安定して吹き続けているというわけではない。

プロクラス向きの風ではないと運営の判断により、午後2時すぐにオープンクラスがスタートした。第1ヒート、第2ヒート、そしてウイメンズとスタートを試みるものの、そのほとんどがトップ数人がほんの少しだけプレーニングする程度のレースとなり、運営判断によりすべてキャンセルとなった。

検見川浜ボードセーリングサマーカップ 大会風景

検見川浜ボードセーリングサマーカップ 大会風景

風が弱い中、マークすべてをプレーニングで周りきるパフォーマンスを見せたJ117大坪選手 若干風が強くなり、プロクラスの参加者も沖のスタートラインまで来たもののその時点で風が落ちてしまい、このまま初日はノーレースで終了となってしまった。
海面ではところどころプレーニングする選手がいたが、レースを行うだけの持続性がこの日の検見川浜に無かった。

 

 

 

 

 

大会2日目

予報は初日よりも良かった。しかしなかなか期待通りにいかないのが自然というもの。オープンクラス、プロクラスともに開催できるほどの風は結局、運営時間ギリギリまで吹かなかった。
3時過ぎになって全員参加のファンレースを行うことになった。タイトル、および賞金あり、飛び賞(無作為ピックアップ・終了まで告知なし)ありのレースだ。 ファンレース1stマークをトップ回航するJPN67山田選手 検見川浜ボードセーリングサマーカップ 大会風景 約90名が一斉にスタートする2マーク回航のスラロームレース。スタートから1stマークまでは通常の距離だが、1stから2nd、2ndからフィニッシュまでの距離はやや短めといった感じ。
まず第一の関門は弱い風の中、沖のスタートラインにたどり着けるかと!?やはり準備に戸惑った選手が数人スタートに間に合わなかったようだが、いちど切られたスタートがリコールとなり、なんとかレースに間に合った選手も出現。そのリコールで失格になったプロ選手も!
再度スタートが切られたファンレース。下からJPN67山田選手、3大数加選手が猛烈パンピングでプレーニングして1stマークに迫ってくる。

351浦上選手やJPN1合志選手、J25浅野選手、J120中川選手、45-10安斉選手、32-2白藤選手が続く。その後は女子のJ91石野田選手(このときはJ37セイルを使用)だ。351浦上選手、45-10安斉選手、32-2白藤選手の3人はなんとFWセット!
約90名が一斉に飛び込んでくる1stマークが第二関門。上位陣はなんなくマーク回航していくが次第に混雑するマーク周辺は沈する選手が続出。またそれをかわすために大きく回らざる選手も。


ファンレース・トップフィニッシュの351浦上選手 一方、FW軍団の追撃から2ndマークまでは逃げたJPN67山田選手も最後のレグで力尽きたようで351浦上選手にかわされる。351浦上選手は見事プレーニングでトップフィニッシュとなった。

 

 

 

 

 

今年の検見川浜サマーカップは残念なことに風に恵まれなかった。表彰式・閉会式の時間になってプロクラスも完全に行えるほどの風が吹き荒れたのは皮肉だが、これも自然を相手にするウインドサーフィンならではのこと。しかし最後の最後で行われたファンレースは、無作為抽出レース後発表の飛び賞(特別賞)もあってかなかなかの盛り上がりを見せた。この盛り上がりを来年に繋げて行きましょう!

検見川浜ボードセーリングサマーカップ プロクラスメンズ表彰

プロクラスメンズ表彰

検見川浜ボードセーリングサマーカップ プロクラスウイメンズ表彰

プロクラスウイメンズ表彰

検見川浜ボードセーリングサマーカップ プロクラスベストアマチュア表彰

プロクラスベストアマチュア表彰

検見川浜ボードセーリングサマーカップ プロクラスベストアマチュアウイメンズ表彰

プロクラスベストアマチュアウイメンズ表彰

検見川浜ボードセーリングサマーカップ オープンクラスメンズ表彰

オープンクラスメンズ表彰

検見川浜ボードセーリングサマーカップ オープンクラスウイメンズ表彰

オープンクラスウイメンズ表彰

検見川浜ボードセーリングサマーカップ 飛び賞(特別賞)の22位16大久保選手(右)、33位J58酒井選手(中)、44位32-2白藤選手(左)

飛び賞(特別賞)の22位16大久保選手(右)、33位J58酒井選手(中)、44位32-2白藤選手(左)

 

検見川浜ボードセーリングサマーカップ 集合写真

写真と文 JPWA広報委員・中川昌幸
photo & text by M Nakagawa

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