海童・鹿児島チャレンジ2011 <レポート>

海童・鹿児島チャレンジ2011 (JPWA JAPAN TOUR 2011 WAVE 第1戦) リザルト 海童・鹿児島チャレンジ2011 (JPWA JAPAN TOUR 2011 WAVE 第1戦) ヒート表 海童・鹿児島チャレンジ2011 (JPWA JAPAN TOUR 2011 WAVE 第1戦) レポート

JPWA JAPAN TOUR 2011のウエイブ第1戦、海童鹿児島チャレンジ2011が2月11日〜13日の日程で鹿児島県日置市の入来浜と江口浜の2つの会場で熱い戦いが繰り広げられた。

今シーズンからジャッジングのシステムが大きく変更された。従来のジャンプ、ウエイブのピックアップ方式から、ベストMOVEフォーマット方式に変更になった。国内トップレベルのウィンド力を持っている石井ヘッドジャッジを中心に考案された新しいシステムは、規定時間内にウエイブ、ジャンプに関わらず指定されたピックアップ本数の合計点で競い合う。ジャンプ、ウエイブの規定数はないので、その日のコンディションに応じて自分の得意とするパフォーマンスを繰り出せて、より自由にアグレッシブにヒートを戦えるのである。

入来浜 大会風景/石井ヘッドジャッジ

大会初日は入来浜にてプロクラスのみ開催された。天気予報通りに午後から北西の風が吹き、午後3時頃J1115板庇選手vs103吉富選手のファーストヒートから海童鹿児島チャレンジ2011はスタートした。スタボーサイドのクロスオンショア、波のサイズは腹前後、セイルサイズは5.5u前後だろう。

板庇選手、福島選手、吉武選手が1回戦を勝ち上がった。ベスト8のヒートでは野口選手、本橋選手、石原選手、永松選手が勝ち上がったが、ヒートが進むにつれてサイドオンだった風向がストレートオンショアに近くなって、トップ選手でもパフォーマンスを行うのに厳しいコンディションとなってしまった。

入来浜 スペシャルクラス優勝 プロクラス7位タイ 103吉富

入来浜 ウィメンズクラス

初日は午後5時までヒートが行われて、その後は大会メイン会場である江口浜の地元の方々が鈩口(たたらぐち)公民館にて、毎年恒例となっている歓迎会を開催してくださった。温かいおもてなし、今年もありがとうございました。

たたら口公民館 館長 西田さん/たたら口公民館 親睦会

大会2日目の土曜日は忘れられない壮絶な1日となりました。 日本列島に大雪を降らせて発達した低気圧は、西高東低の非常に強い気圧配置を作り出した。一晩中民宿の窓ガラスを震わせた強風は、参加選手に睡眠不足と緊張とをもたらした。

20m/sオーバーの強烈なブローと寒気の吹き出しによる小雪が舞い散る江口浜で、選手がセッティングに戸惑う中、J15石原選手はヒート開始1時間前から1人でウォーミングアップに入った。この朝の石原選手の気合いが久しぶりのファイナル進出と壮絶なクライマックスに続いていた。

7〜8年ぶりくらいの江口浜での決戦は歴史に残るファイナルとなった。J39野口選手とJ23永松選手をルーザースに追いやった、J123本橋選手vsJ15石原選手の10分のファイナルヒートがスタートした。スタート開始間もなく、本橋選手が今大会最高得点の高くて滞空時間が長いスーパーバックループをメイクすると、石原選手もプッシュループやバックループで応戦、本橋選手もセットの波でハイスコアなウエイブポイントを上げて行く。本橋選手が優勢でヒートが終了するかと思われた時に、ジャッジ正面のインサイドの波で石原選手がミサイルのように垂直に飛び出して高いバックループを完着した。ジャッジ判定は41対36、この日の最高得点をマークした本橋選手がシングルイリミネーションのトップに立った。

プロメンズクラス優勝 J123本橋政浩

プロメンズクラス2位 J15石原智央/3位 J23永松良章

プロメンズクラス4位 J39野口貴文/5位 J744柳沢利彦/6位 J2000福島英彦

そしてルーザースとスペシャルクラスが交互に消化されて行く。負ければ大会終了となる絶対に負けられない戦いがスタートする。6位の福島選手は高いフォワードループとバックループをメイクしていた。5位の柳沢選手は高いTプッシュをスタイリッシュに決めていた。スペシャルクラスは全日本アマチュア選手権にてオープンクラス優勝とスペシャルクラス優勝の2冠を誇る、佐賀県ウィンドジャック所属のスパーアマチュア吉富選手が、ジャンプ、ウエイブ共にアグレッシブにライディングしてプロクラス7位とスペシャルクラス優勝を成し遂げた。

ウィメンズは出産から復帰したJ0佐藤選手がウエイブライディング、バックループ、フォワードループなどの多彩な技を繰り出してヒートを戦い、優勝した。2位の矢谷選手もウエイブライディングでは佐藤選手を上回るライディングを披露してジャッジにアピールしていた。 メンズのルーザースヒート永松選手vs野口選手のヒートで風が落ちてウェイティングになった。

プロウィメンズクラス優勝 J0佐藤素子/2位 J44矢谷芳美

そして夕方の干潮時間に向かって江口浜のビーチが広くなって来たこともあり、オープンクラス、グランドマスタークラス、ビギナークラスが午後2時30分にスタートした。
風が北寄りに振れてしまい、アマチュア選手には風が弱く厳しいコンディションとなってしまったが、参加選手は全力を尽くしてヒートに挑んでいた。アマチュア選手の皆さん、弱い風の中お疲れ様でした。

午後7時より濱田酒造にてパーティーが開催されました。各クラスの表彰と武者ドレッドの心地よいライブ、美味しい料理と海童のお湯割り、最高でした。ありがとうございました。

濱田酒造パーティー

大会3日目の最終日は風がなく、協賛メーカーによるセイル、ボードの2011モデルの説明会、J39野口プロによるウエイブクリニック、J15石原プロによるジャンプクリニックを行い、海童鹿児島チャレンジ2011は幕を閉じた。大会関係者の皆様、参加選手の皆様お疲れ様でした。

協賛メーカー説明会


海童・鹿児島チャレンジ2011 プロメンズクラス表彰

海童・鹿児島チャレンジ2011 プロウィメンズクラス表彰

海童・鹿児島チャレンジ2011 スペシャルクラス表彰

海童・鹿児島チャレンジ2011 オープンクラス表彰

海童・鹿児島チャレンジ2011 グランドマスタークラス表彰

海童・鹿児島チャレンジ2011 ウィメンズクラス表彰

海童・鹿児島チャレンジ2011 ビギナークラス表彰

JPWAのMOVIE CHANNELでは、海童鹿児島チャレンジ2011の動画をがんがん配信中です。
笑いあり、涙ありの大迫力映像をぜひご覧下さい。

大会中のプロ選手のライディング写真はWAVE SPLASHさんが撮影してくれました。
その他にも迫力ある写真があります。こちらをご覧ください。
WAVE SPLASH

文 ウエイブ委員会・池田良隆
text by Y Ikeda

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