WAVEルールブック 2010

第1章 基本ルール

1. 基本原則
このルールはフェアプレーとスポーツマンシップの原則に従い、セイリング技量、道具、を通してもっとも優れたセイラーを決めるものであり、危険行為や他のセイラーに害を及ぼす行為は許されない。このルールの下、すべての紛争がこの原則により解決される。
2. アシスト
各選手は他のセイラーが危険な状態にある場合、できる限りのアシストをしなければならない。
3. 選手の責任
競技に参加するか、また競技を続行するのかの安全判断は、各選手の責任において行う。
4. 種目・大会のステイタス
4-1.
ウェイブパフォーマンスについてのステイタス
A  賞金総額 80万円未満
AA  賞金総額 80万円以上
AAA  賞金総額 200万円以上
4-2.
フリースタイルについてのステイタス
A  賞金総額 30万円未満
AA  賞金総額 50万円未満
AAA  賞金総額 50万円以上
賞金総額が大きいほど、年間ランキング計算時の比重が高い。その加算方法と得点は付則D参照
5. コンディション
5-1.
ウェイブパフォーマンスは波のある場所で行われなければならない。また適切なコンディションで行われなければならない。この適切かどうかの判断は、コンテストディレクターに任される。
5-2.
風速、ミニマム、風向き、波の大きさに対してのプロテストには、応じられない。
5-3.
大会ディレクターが危険と判断した場合は、大会を中止する場合がある。
6. 大会の主催と運営
6-1.
JPWAの公認または主催の大会では、主催者は団体もしくはJPWAに認可された個人であり、この主催者はJPWAのルールにのっとってコンテストを主催、運営、ジャッジしなくてはならない。
7. 大会役員
7-1.
JPWA公認大会では下記の人員を用意する必要がある
a.JPWA承認のコンテストディレクター
b.JPWA承認のヘッドジャッジ
c.JPWA承認のジャッジ最低2人
7-2.
コンテストディレクターは、コンテストコミッティーの委員長であり、コミッティーを主催する権利が与えられる。
7-3.
ジャッジはレースのイリミネーションを監視し、プロテストを解決する義務がある。プロテストはヘッドジャッジが議長となる。
7-4.
ジャッジは開会式およびスキッパーズミーティング時には、全てのジャッジを紹介するので、必ず参加する。不参加の場合、給与を減額する場合がある。
ジャッジはヒートスタート30分前に、ジャッジ席に集合し、練習中の選手を見ながら、ミーティングを行い、ヒートスタート15前にはファクターを発表する。
7-5.
ジャッジは公平かつ誤解を招くことがないためにも、同ブランドに所属する選手の、ジャッジングは出来るだけ行わない。
8. エントリーの条件
大会の決勝シリーズ最大レース数が2日間開催の場合9レース、3日間以上の場合11レースとする。
8-1.
JPWA公認または主催の大会にエントリーする選手は、JPWA会員でなければならない。
会員資格の有効期間は、入会した年の1月1日から12月31日までとする。
8-2.
会費
JPWA プロ公認登録会員  30,000円
JPWA A登録会員  10,000円
JPWA B登録会員   3,000円

8-3.
資格
JPWAプロ公認登録会員
JPWAの主催、公認するプロクラスの競技にすべて参加できる。
賞金授与、年間ツアーの各種目のランキングポイントが得られる。
2010年度 登録期間 2010年1月15日より2010年3月31日まで

登録資格
1. NWAの2000年以降2009年までのランキングにおいて、NWA公認プロの資格を得ているもの。
2. 下記のようにJPW公認プロの資格を得ているもの
08 年度JPW ダウンウインド、アップウインドのプロ登録者
08 年度JPW ダウンウインド年間ランキング6 位以内、年間ランキング女子 1位
08 年度JPW 二種目年間ランキング6 位以内、女子1 位
08 年度JPW アップウインド年間ランキング3 位以内、年間ランキング 女子1位
07 年度JPW アマチュアスーパースラローム、男女1 位
08 年度JPW アマチュアスーパースラローム、男女1 位
07 年度JPW アマチュアアップウインド全日本、男女1 位
08 年度JPW アマチュアアップウインド全日本、男女1 位
*アップウインドは年間ランキングが出ているが、ダウンウインドと二種目は沖縄カップ終了後に 年間ランキングが決定する。沖縄カップの結果で登録資格を取得したアマチュア選手は、沖縄 カップ後のプロ登録が可能。(2010年3月31日まで)
3. NWA主催の全日本アマチュアウエイブ選手権のスペシャルクラス1位、レディスオープンクラス1位の選手には、その年のシーズンよりプロ認定資格が得られる
4. プロクラス公式戦において、ウエイブ種目男子4位以内、女子2位以内、スラローム種目は男子6位以内、女子1位、アップウインド種目は男子3位以内、女子1位に入賞したアマチュア選手は翌シーズンよりプロ認定資格が得られる。尚、その際に得た獲得賞金はJPWAに保管され、プロ登録後支払われる。
5. NWA主催のフリースタイルツアー総合ランキングの4位以内に入ったものは、次年度のプロ資格授与の権利が獲得できる
6. NWA全日本アマチュア・フリースタイル選手権において、オープンAクラスの優勝者は、次年度のプロ資格授与の権利を獲得できる。
7. 特例として各種目のプロクラス公式戦において、アマチュア選手が優勝した場合、特例として、次の大会からプロ登録の権利を与え、そのときに保管された賞金は、プロ登録した時点でもらうことができる。
8. プロ公認資格は毎年期間内に規定の手続きと登録料の支払いによって更新されていくものとする。
JPWA A登録会員
JPWAの主催、公認するプロクラスの競技にすべて参加できる。
年間ツアーの各種目のランキングポイントが得られる。
登録資格 オープン
JPWA B登録会員員
JPWAの主催、公認するアマチュアクラスの競技にすべて参加できる。
JPWAの主催、公認するプロクラスの競技に1回のみ参加できる。
但し、各種目のランキングポイントの対象外となる。尚、2回目以降プロクラスの大会に参加したい場合、その度にスポット参戦料として¥5000が必要となります。
登録資格 オープン
9. エントリー方法/レジストレーション
9-1.
JPWA公認大会にエントリーする選手は、JPWA事務局において管理される。この際の優先順位は、エントリーの早い順とする。
9-2.
JPWA会員はエントリー締め切り日を過ぎた後エントリーする場合、その大会で決める延滞金とエントリーフィーを支払わなければならない。
9-3.
レジストレーション
(a) 大会にエントリーした選手は、決められた日時までにレジストレーションを行わなければ、競技に参加出来ない。
(b) やむを得ない事情によりレジストレーションに参加できない場合は、運営事務局、およびコンテストディレクターに、レジストレーション終了時刻までに、その理由を伝えなければならない。
(c) 運営事務局、およびコンテストディレクターが正当な理由と判断した場合、レジストレーションに遅れる事を認める。その選手が関係する競技が、本人不在で行われた場合、その競技において最低順位およびポイントが与えられる。
10. エキップメント
10-1.
JPWAプロクラスに出場する選手は、公式用具以外のエキップメント(セイル・ボード・ブーム・ハーネス・ウェット)を使用する場合、ブランド名、およびロゴを露出してはいけない。
大会時に公式用具委員を理事から3名選出し、大会会場において出場選手の使用道具に違反がないかチェックする。公式用具については付則A参照
ライディング時においても露出しないようテープ、スプレー、マジック等でしっかり隠さなければならない。何らかのことで露出してしまった場合直ちに修正しなければならない。
ヒート中に露出してしまった場合、そのヒート終了直後直ちに修正しなければならない。
ステッカー等も同等に隠さなければならない。
上記の件で違反した場合厳重注意、悪質と委員が判断した場合大会出場停止とする。
アマチュアクラスは2012年より適応される。
10-2.
コンテストディレクターが危険と判断したエキップメントは使用を禁止される。各自のエキップメントに関して使用可能かどうか大会ディレクターに確認するのはそれぞれの選手の責任である。
10-3.
選手はセイルナンバーを貼るべきである。ナンバーは縦20センチ以上でブームより上の位置で大会スポンサーのステッカー分を空け、見やすく貼らなくてはならない。そしてスタボー側に貼ること。ナンバーは4桁以下でそれぞれの国籍のアルファベットが入っていなくてはならない。
10-4.
選手が道具に関するコンテストディレクターの指示に従わない場合、その種目が失格になることがある。
11. 広告
11-1.
大会要項または帆走指示書に記載がある場合、大会中はいかなる場合でも、大会ステッカーをすべてのセイルに貼ること。また、ベストの着用を記載された場合、ほかのものの上に着ること。
11-2.
JPWAはツアースポンサーのステッカーをセイルに貼ることを義務付ける。
公式用具以外のエキップメント(セイル・ボード・ブーム・ハーネス・ウェット)の、ブランド名や、ロゴのステッカーを露出してはいけない。
11-3.
選手はステッカーの位置について、大会要項、帆走指示書、そしてコンテストディレクターの指示に従わなくてはならない。
11-4.
セイルのブーム下はJPWAステッカーを貼る場所で、JPWAクラスの選手は常にこのステッカーをすべてのセイルに貼らなくてならない。
セイルのほかの場所には、ステッカーを貼ることができる。個人スポンサーの数やウインドサーフィン以外の業種には規制はないが、JPWA理事の過半数の判断で、不適切と思われるものは禁止することもある。
11-5.
JPWA主催のイベント開催時において、陸上本部及び、各社ブース付近の目立つ場所には、協賛ブランド以外のウインドサーフィンギア、サーフボード、スタンドアップパドルボード、カイト、スケボー、スノボ等ウインドサーフィンギア以外の商品を展示する事を禁止する。
ウインドサーフィンのジョイントが取り付け可能なスタンドアップパドルボードに関しては、ウインドサーフィンのボードと見なし、協賛ブランドであれば展示可能。
12. 義務とペナルティー
12-1.
すべての選手は、自分のセイルに貼られたステッカーに責任を持つ。
12-2.
以下の場合の時、選手は責任を問われない。
a.競技中、ステッカーがはがれてしまった場合
b.ステッカーがうまくつかなかった場合
c.レジストの際ステッカーが足らず、配布されなかった場合
12-3.
このルールに反したものはルール16によって罰則が科せられることもある。
13. 会員の一般姿勢
すべての会員は態度やセイリングを通してウインドサーフィン、大会スポンサー、JPWA、そして自分自身のイメージを上げられるように努力しなくてはならない。これに反する行動をとった場合、JPWA理事の判断により罰せられる可能性もある。ウインドサーフィンを著しく汚す行動をとった場合、JPWA理事の過半 数の判断で、退会を申し付けることもできる。
14. ファンレースへの参加
ファンレースはポイントに加算されないが、選手はコンテストディレクターの指示によるファンレースに参加する義務がある。選手にファンレースへの参加を求めるには、JPWAに理事の過半数の許可を取る必要がある。参加義務のあるファンレースには、賞金の10パーセント以上の賞金を出さなければならない。コンテストディレクターの許可なしにファンレースに参加しなかった選手は、ルール16により罰せられることもある。
15. 公式行事への参加
大会中、選手は概要、帆走指示書、ノーティスボードに記載された行事に時間厳守で参加しなくてはならない。これを守らなかった場合、ルール16により罰せられる。
16. 罰金制度
16-1.
大会中、選手はプロとしての自覚を持って行動しなくてはならない。これ以下の項目は大会会場内において常にあてはまる。罰金はJPWAに支払われ、対象となった選手は罰金を払うまでいかなる大会への出場も認められない。JPWA理事、コンテストディレクター、ヘッドジャッジは、協議し多数決により、罰金を科すかどうか決定することができる。
16-2.
大会規則(書面及び口頭の)に反した場合、10,000円以下の罰金。JPWA理事の過半数により時には大会からの失格
16-3.
コンテスト海面へコンテスト以外で侵入した場合10,000円以下の罰金。JPWA理事の過半数により時には大会からの失格。
16-4.
大会会場でごみを捨てた場合。10,000円以下の罰金。JPWA理事の過半数により時には大会からの失格
16-5.
大会中、公式行事に参加の義務がある。また、ノーティスボード、帆走指示書に記載された規則を守らなくてはならない。これに反した場合、10,000円以下の罰金。JPWA理事の過半数により時には大会からの失格
16-6.
ルール11.12に定められた広告に関する規定に反した場合10,000円以下の罰金。JPWA理事の過半数により時には大会からの失格。
16-7.
大会会場で暴言を吐いた場合、失礼なジェスチャーをした場合、大会会場の備品を壊した場合、大会関係者、メディア、相手選手等をののしる発言、挑発行為を禁止する。これに反した場合10,000円以下の罰金。修理費用の請求。JPWA理事の過半数により時には大会からの失格
17. 得点計算方法
17-1.
賞金が分配する順位を決定するには、最低以下の順位を決定することが必要とされる。
ウェイブパフォーマンスメンズ  ベスト8
ウェイブパフォーマンスウィメンズ  ベスト2
フリースタイルメンズ  ベスト4
フリースタイルウィメンズ  ベスト2
17-2.
ダブルイリミネーションが予定されていながらウイナーズサイドのみが実際行われた場合、これが最終結果となる。ルーザスサイドがベスト8まで行われた場合、ウイナーズサイドとあわせて最終結果とする。
ダブルイリミネーションの全てのヒートが終了した場合、正式な大会は終了とする。
17-3.
カットするコンテスト数は以下のように決定される。
コンテスト数 カット数
1-3 0
4-6 1
7-9 2
17-4.
タイブレークについて
1.同点ジャッジの場合、ファクターが高い方の、ピックアップされた合計点から採点する。
2.それでも解けない場合は、ファクターの高いほうから、ピックアップされた1本目、2本目と採点していく。
それでも解けない場合は、ファクターの低いほうから、ピックアップされた1本目、2本目と採点していく。
ファクターがイーブンの場合はウェイブポイントから採点していく。
3.上記の場合でも同点の場合はヒート時間を短くした再ヒートを行う。
ヒート時間、ファクターはその都度発表される。
18. 大会総合結果の計算方法
18-1.
1位は0.7、2位は2ポイント、と以下同じように続く。低いポイントの選手が勝者となる。
19. 公式掲示板(ノーティスボード)
公式の連絡事項は公式掲示板に書面で掲示されなければならない。帆走指示の変更といった重要な連絡事項に関しては、必ず音響信号を伴うL旗の掲揚によって選手の注意をひかなければならない。
20. 賞金
その大会時において、ノーティスボードで掲示する。
・ウィメンズクラスとメンズクラスの賞金分配について ウィメンズクラスは下記の通りに分配する。
参加人数4名以下の場合、総賞金から10%優勝者のみ授与の権利がある。
参加人数8名以下の場合、総賞金から20%優勝者および2位の選手に授与の権利がある。
参加選手9名以上の場合、総賞金から25%優勝者から3位の選手に授与の権利がある。
メンズクラスは賞金総額50万円以上の大会は、優勝者から8位までの選手に授与の権利がある。50万円未満の大会は、優勝者から4位までの選手に授与の権利がある。
21. 年間ランキング
21-1.
ランキングは、大会総合結果の順位をもとに試合ステイタスに合わせたポイントを加算し高い者が年間チャンピオンとなる。なお、試合ステイタスのポイントは付則Dにて記載する。
21-2.
外国人選手の参加は、ウェイブは年間ランキング対象外のコンテストに限る。
フリースタイルはフリーエントリーとする。
22. 大会要項
大会要項は、最低大会初日から1ヶ月前に発行されなければならない。
23. シード権
シード権の決定はシーズン初戦は昨年度年間ランキングで決定する。
年間ランキングが同率の場合は高ポイントを得ているものが上位になる。
それで解けない場合は最終戦が上位の選手の順位が上になる。
ステイタスAのランキングポイントで表示される。 2戦目は昨年度年間ランキングと第1戦の順位をあわせ決定する。
3戦目以降はその年の暫定年間ランキングにて決定する。
レイトエントリー、またはランキングポイントが無い選手は、ランキング最下位の選手として割り振る。
また対象となる選手が複数いる場合は抽選によって割り振られる。
シード表は付則Cを参照。
24. 大会要項の内容
大会要項には以下の項目を含まなくてはならない。
1.大会名、場所
2.大会がJPWA公認または主催であり、JPWAルールにのっとり行われること
3.種目
4.レース数、シングルイリミネーションか、ダブルイリミネーションなのか
5.エントリー定員、エントリー条件
6.レジストの場所、時間
7.エントリー費
8.セイルにスポンサーステッカーを貼る義務があるかどうか
9.JPWAルールの変更点
10.賞金総額またはその他賞品
11.その他、必要と思われる内容
25. プロテスト(抗議)・ペナルティ
25-1.
コンテストディレクターは選手が競技規則を守らなかったことに対して抗議できる。
コンテストディレクター以外は、そのケースの当事者のみが抗議できる。
25-2.
抗議が有効となるのは、抗議する選手がヒート終了後すみやかにコンテストディレクターまたはヘッドジャッジに以下のことを伝えた場合である。
1)抗議もしくはプロテストという言葉、もしくはその明確な意志表示。
2)自分の氏名、セイルナンバー。
3)抗議の対象となる相手の氏名、セイルナンバー、もしくは相手が特定できる特徴。
25-3.
審問会はすみやかに開かれる。抗議した選手は2回の意見を延べる機会を与えられる。証人を呼ぶこともできる。
25-4.
すべての抗議の結果を翌日のスキッパーズミーティング、最終日の場合はできるだけ早く、以下の項目を含み提示しなければならない。
1)抗議に関係した選手の氏名。
2)抗議でわかった事実。
3)適用された競技規則。
4)判断の基準。
25-5.
審問の結果に対する上告は、いかなる手段も認められない。
25-6.
ペナルティ
(a)選手が競技中に他の選手に対して反則を犯した場合、コンテストディレクター及び、ジャッジの判断で審問を行うことなく、反則した選手を失格にすることができる。
(b)帆走指示書、JPWA競技規則に従わない選手は、そのヒート、その大会を失格となる場合がある。
(c)航路権を持つ場合を含めて、身体への傷害や用具の重度な欠損の原因となるような衝突を避ける努力を明らかに怠った選手は、失格となるか罰せられる。
25-7.
救済
(a)自己の責任によらず、次の理由により順位が実質的に不利となったと主張する選手は、競技規則24の抗議の方法に従って救済を申し入れることができる。
1)競技委員のミス
2)JPWAルールブック、2.アシストに従う援助。
3)優先権のない選手の過失
(b)上記いずれかの状況において実質的に不利になったと判断された場合、ヒートに関する規則を現状のまま有効とする、不利となった選手の得点を修正する、ヒートをキャンセルしてやり直す、特定の選手のみのヒートを行う、ヒートを取り消す、ヒートの続行時間を延長する、などの方法によって、当事者である選手全員に対してできる限り公平な措置が取られる。

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第2章 競技規則

26. 定義
競技中とは青旗掲揚から赤旗掲揚、またはヒートの中止、延期までの間の状態を競技中とする。
27. ウェイブライディング、ジャンプ
波に乗ってライディングしているときをウェイブライディングとなる。オンショアでのコンディションでは、カミングインを一つのウェイブライディングのカウントとなる場合もある。この判断はヘッドジャッジに任されノーティスボードに告示する。波に戻るジャンプを行った場合ウェイブライディングとなる。それ以外をジャンプとする。
28. 波の優先権
うねりまたは波に最初に乗ったものが優先権を持つ。同時にそのうねりまたは波に乗った場合は、風上側にいる選手に優先権がある。優先権を持っていない選手は回避行動をとらなければならない。それに違反した場合は、インターフェアとなり最高得点をカットする。悪質な場合は失格とする。
29. キャンセルヒート
スタート信号後に無効になったヒートのこと。競技中2分以上演技ができなくなるコンディションになってしまった場合キャンセルとなる。マンオンマンの対戦の場合、一人でも演技している場合はその対象にはならない。4人の2人上がりの場合、2人以上が演技している場合はその対象にはならない。再スタートする場合は、キャンセルになった次のヒートを行った後に再スタートする。ヒート状況によってはキャンセルとなったヒートから行う。
スタート時刻はフラッグ、または放送において選手に伝える。
30. コンディション
ライディング可能な波がヒート時間内に、必要本数入ることが最低条件であり、最終的にはコンテストディレクターの判断により決定される。
31. ジャッジ
JPWA公式戦においては、マンオンマンのヒートに対して、3名のジャッジを必要とする。
マンオンマンのヒートを同時に2ヒート行う場合は、6名のジャッジを必要とする。
ファイナル、ルーザースファイナルのヒートにおいては、5名のジャッジで採点する。
ジャッジは採点が終了した時点で、ジャッジシートの高得点からファクターに応じて、ピックアップして、自らが採点しなければならない。
ジャッジシートは選手からの要望に応じて公表される。
ジャッジスコアに対する選手からの抗議は受け付けない。
ジャッジシートにはジャッジの氏名が記入されていなければならない。
32. ジャッジ範囲
コンディションを考え、ジャッジの判断のもとスタート地点とジャッジが採点可能な風下の地点に旗を立てその中をジャッジ範囲とする。それ以外で技をかけた場合採点されないことがある。
33. スタート
スタート15分前にL旗を揚げる。選手は速やかにヒート海面を空けなければならない。
スタートする地点はスタートの旗の風下側から出艇しなくてはならない。
L旗降下でシークエンスが始まる
青旗掲揚ヒートスタート
青旗降下ヒート終了1分前
赤旗掲揚ヒート終了
34. ヒート時間
最低6分とし、コンディションにより延長される。また、ラウンドごとにおいてコンテストディレクターの判断で変更することができる。この場合ノーティスボードに掲示し放送、L旗掲揚等で選手に伝わるようにする。
ヒート終了の赤旗が掲揚した時点で、ウェイブライディングを行う場合、波がある程度掘れた状態でボトムターンに向かって走り出していなければカウントしない。既に演技をしている場合はカウントする。
35. ヒート表
ウイナーズが終了しルーザースヒートが行われる場合、ルーザースシード表に基づき振り分けられる。ヒートの進行状況によっては、ウイナーズヒート進行中に、ルーザースヒートを組み込む場合もある。ヒート表は付則B参照
ヒート表にByeがある場合は、最もランキングの高い選手から、順に適応される。
36. ストリーマー
ヒート表で指示されている位置に付けること。つけていない選手は失格になる場合がある。
37. ウェイブライディング
得点となるライディングは、波にテイクオフしてからとする。
スピード、技と技との組み合わせ、難度の高い技、波の大きさを採点基準とする。
具体的には、難度の高い技は波のカール付近、フックのところで行う技が多い。そしてオフザリップやローラーコースターなどのボトムからトップへと上がる角度が鋭く、スピードがあれば評価が高い。逆に波のフェイスも十分に使用せず、スピードもなく角度もない場合は評価が低い。
ショートライディングでもスピードを伴う最高度の技に対しては評価を高くし、ロングライディングでも技の難度が低く、安定性を重視したライディングは評価を低くする。
エアー系の技、360などの技に関しては、波に戻らなければプルアウトとみなされる。
波の中でフリースタイル系(スポック、グラビー、フラカ等)の技を流れを止めずに行った場合、ウェイブ点+1〜3とする。
38. ジャンプ
得点基準としては1・高さ+滞空時間 2・難度 3・完成度とする。
難度基準としては、1・バックループ 2・プッシュループ 3・フォワードループ 4・テーブルトップ、シャーベット等とする。これらの基準は同じ高さ、完成度でのことであり、それらが変われば得点は変動する。また。ダブル系の技に関してもこれは適用される。
JPWAメンズプロクラスは同じ種類のジャンプに関しては、もっとも得点の良い物のみをピックアップする。
ワンハンド、ワンフット、クリューファースト、ノーハンド系のジャンプも同じ種類のジャンプとしてカウントする。
ダブル系は別の種類のジャンプとする。
39. 得点
技名 得点 技名 得点
プッシュフォワードループ 18 クレイジーピート 10
ダブルバックループ 16 バックループ 10
ダブルプッシュループ 15 プッシュループ 8
ダブルフォワードループ 14 エアーフラカ 7
プッシュループテーブルトップ 12 フォワードループ 5
エアーチャーチョ 11 シャーベット 4
テーブルトップフォワード 10 テーブルトップ 3
シャカ 10    
*この得点表はすべて別種類のジャンプです。
*この得点は同じ高さで完着したときのポイントです。
*ジャンプの着水はクリーンに行った場合のみ完着とし、それ以外ですぐに走りだせる体制がとれた時はリカバリー点を与える。例:完着の得点 -1 〜 -5点とする。
*この得点は基準であり、低い簡単なジャンプにおいてはこの得点よりも低くなる場合がある。
*ニュームーブジャンプに関しては、ある程度の高さがなければ基準点の得点は与えられない。
*フリースタイルとの区別がつかないほどのものは高得点は与えられない。
・ワンハンド プラス1点以上
・ワンフット プラス1点以上
・クリューファースト1点以上
・プレーニング着水はプラス1点以上
・プレーニングの状態で連続技を出した場合加点される。
・リカバリー点は低くつける。
・フリースタイル系の技に関しては、高さがないものに関して得点は低くなる。
・ジャッジが見にくくなる沖、風下でのジャンプ技に関しては、得点は低くなる。
・ウィメンズクラスに関してはバック系のリカバリー得点は高くとる。

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付則C ヒート分け及びシード表

最大32 最大16 最大8
ヒートNO シードNO ヒートNO シードNO ヒートNO ヒートNO
1a 6vs27 1a 3vs14 1a 3vs6
1b 11vs22
2a 3vs30 1b 6vs11
2b 14vs19
3a 7vs26 2a 2vs15 1b 2vs7
3b 10vs23
4a 2vs31 2b 7vs10
4b 15vs18
5a 5vs28 3a 4vs13 2a 4vs5
5b 12vs21
6a 4vs29 3b 5vs12
6b 13vs20
7a 8vs25 4a 1vs16 2b 1vs8
7b 9vs24
8a 1vs32 4b 8vs9
8b 16vs17

付則D RANKING POINT

PLACE WAVE / FREESTYLE
A AA AAA
1 1,671 1,737 1,803
2 1,530 1,586 1,652
3 1,434 1,494 1,566
4 1,350 1,414 1,490
5 1,276 1,350 1,422
6 1,209 1,290 1,362
7 1,126 1,230 1,314
8 1,090 1,178 1,264
9 1,044 1,130 1,214
10 1,002 1,086 1,170
11 966 1,052 1,136
12 934 1,024 1,108
13 908 994 1,078
14 884 972 1,050
15 864 948 1,032
16 847 929 1,011
17 829 910 991
18 812 891 970
19 794 872 949
20 760 853 908
21 760 834 908
22 742 815 887
23 725 796 866
24 708 776 845
25 690 757 825
26 673 738 804
27 655 719 783
28 638 700 762
29 621 681 742
30 603 662 721
31 586 643 700
32 568 624 680

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