TRICK'N TRY MOTOSUKO' 10<大会レポート>

TRICK'N TRY MOTOSUKO' 10

JPWA JAPAN TOUR 2010 FREESTYLE 第4戦 「TRICK’N TRY MOTOSUKO 2010」が5月22日(土)から本栖湖ファンボードビーチにて始まった。開催期間は2日間、プロアマ合わせて約60名のフリースタイラーが集まり、霊峰・富士山を眺めながらの熱戦が始まった。

大会初日

前日から現場にて大会準備を行っていた池田ディレクター、石井ヘッドジャッジによると本日は、風の吹いていた昨日同様の天候で、順調にヒートが進んでいくだろうという。大会に協力してくださっている浩庵荘の赤池氏も同様の予測。そよそよと吹き始めた10時過ぎからトリックマスタークラス、そしてクルクルクラスがスタートした。

フリースタイルを始めたばかリの選手や10代の選手が微風下でのセイルトリックを競い合うトリックマスター、クルクルクラス。とくに際立ったのは橋本兄弟。ゲコ、ワンハンドゲコ、そしてノーハンドゲコと決め、ファイナルを兄弟で競うことに。(結果は翌日に発表)

プレーニングコンディションとなった11時過ぎからオープンB、オープンA、ウイメンズ、そしてプロクラスへと順調に進行。セイルサイズは5点代後半から6点代前半。クラスが上がっていくとともに選手が繰り広げる技の難易度も高くなっていく。ブーメラン、バルカン、スポック、グラビー、チャーチョ、……。


プロクラスの注目は怪我から復帰してきた吉田。今年はまだほとんど海に入っていないという彼は、皆に美白とからかわれるほど日に焼けていない。昨年から今年までフリースタイルを引っ張ってきた長嶺や鈴木らにどこまで太刀打ちできるか? しかし蓋を空けてみると、練習不足が嘘のように数多くの技を繰り出し、そのさまは全盛期にひけをとらない。吉田同様、肌が白く今年数回しか練習していないという元チチャンプの塩坂も某ジャッジに本日一番の技といわせた「スイッチスタンスエアチャーチョ」を決める好調ぶりを見せる。一方、優勝の期待のかかっていた長嶺は風に恵まれなかったのかヒート中、何もすることができずに一回戦で敗退。プロクラスは梅川、吉田、塩坂、鈴木がベスト4となった時点で翌日に持ち越された。

大会2日目

予報通りの雨、そして風のないコンディション。わずかでも風があれば、クルクルクラスやトリックマスタークラスを行うとアナウンスされたが、12時を過ぎた時点でコンテストは終了となってしまった。

プロクラスは、梅川努(Shoreline / Hen-line)、塩坂圭(FINE / SEBERNE SAILS / STAR BOARD)、鈴木健一(STARBOARD / SEVERNE / MAGREB / O’NEILL / Triton)、吉田洋海(HOTSAIL / BH / PATLOVE / AMEX / KOMIS / STUSSY / 29800yen.com)の4人が優勝、ウイメンズは、穴山未生(EZZY SAILS / TEARS / M.F.C)、小高亜希子(shoreline / HEN-LINE)の2人が優勝。となった。(他はリザルト参照)

JPWA PRO CLASS

WOMENS CLASS

OPEN CLASS A

OPEN CLASS B

TRICKMASTER CLASS

KURU KURU CLASS

ウエイティング、そして表彰式だけで終わってしまった2日目かと思いきや、エグゾセのボードが景品の抽選会が行われ、2010シーズンから登場した新ブランド「patrik」のデザイナー・Patrik Diethlam(パトリック・ディスラム)氏がNEWボードをひっさげて本栖湖に登場するなどのサプライズも。
残念ながら「patrik」の試乗は行えなかったものの、大会スケジュールがすべて終了した後も、Patrik氏によるボードの説明やアドバイスも行われた。

フリースタイルは今年度3戦が成立。次は8月の「King of Motosu」となっている。
プロクラスには吉田や塩坂が復活し、鈴木、長嶺、梅川、佐藤とキャラクターが揃ってきた。参加するだけでなく、見る楽しみが増々増してきた。

JPWA広報委員 中川昌幸

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