本格的なウェイブシーズンの幕開けを告げる「CHIBA WAVE CHAMPIONSHIP」が今年も開幕した。今大会は、全日本アマチュアウェイブの予選を兼ねたアマチュアの大会ではあるが、毎年コンディションに恵まれ、各メーカーがNEWモデルを発表する時期になっているため、多くの選手、そしてギャラリーで賑わっている大会だ。そしてこの大会に今年は、来日した現PWAウェイブランキング5位のBRA105 Marcilio “Brawzinho” Browne(North Sails / Fanatic)が会場に姿を見せたのだ。日頃の練習の成果を見せる機会、いち早くNEWギアを確かめる機会、そして世界トップクラスのライディングを堪能する機会が重なった充実の2日間がスタートした。
大会初日
秋は何処へ? まだまだ夏真っ盛りといえるほどの強い日差しに照らされた千葉県白里海岸。9時30分、JPWA松井ウェイブ委員長により、「CHIBA WAVE CHAMPIONSHIP」の開会が告げられた。今大会の安全を見守るのは海の安全管理のプロフェッショナル・J PROだ。J PROメンバーの挨拶、ゲストライダー・BRA105 Marcilio “Brawzinho” Browneの挨拶に続き、各クラスのヒート抽選が行われた。
池田大会ディレクターによると昨日は風、波ともに十分だったという。しかし一夜明けた大会初日は残念ながら朝から風が……。午後から吹くかもしれない。そんな期待を込めて長いウェイティングがスタートした。
昼頃、そよそよと吹き始めたの風はオンショア。この風が少しでも振れてくれれば悪くてもスーパーセッションがスタートできる。しかし風は一向に強くなるわけでもなく、振れていくわけでもなかった。ほどほどの波の中、サーフィンやSUP、ボディボードを楽しむ大会参加者たち。午後3時30分、初日終了がアナウンスされるまで、ウインドサーファーがまともにゲレンデに出て行くことはなかった。
明日こそ、このいくつもの素晴らしい機会を実らせる日となってくれ!
大会初日夜
初日の疲れを癒すため、また明日への英気を養うため、参加者と運営サイド、この大会に関わるすべてのメンバーのためのパーティーがTED SURFにて行われた。申し分のない味とボリューム、そしてドリンク……。果たして明日はどうなるのだろうか?
大会2日目
早朝から快晴の白里海岸。空は晴れ渡り、真夏の日差しが降り注いでいる。昨日と違って風が強く感じられる。しかしまだ弱い。しかもド・オンショアだ。午前中は風向が変わるのを待ちつつ、会場を彩る各メーカーのNEWモデル説明会と、PWA選手BRA105 Marcilio “Brawzinho” Browneのサイン会が催された。
風が右に振れ始めた午後1時、ビギナークラスからスタートした。風速が若干足りないためジャンプはない。また1on1ではなくセッション方式、ウェイブライディングのトータルインプレッションによるジャッジングだ。ビギナー、ウェイブチャレンジ、オープン、グランドマスター、そしてスペシャルと進んでいく。1セッションの時間は10分、この間に如何に波に乗るかの勝負だ。弱い風のため波に乗り遅れることもしばしば。難しいコンディションの中、タイミングを掴み、波に乗り切った選手、バックサイドで波に乗った選手たちが勝ち進んでいく。
出場選手やチーム、ショップメンバー、そしてギャラリーと多く人々が見守る白里海岸。まだまだ真夏のため、海水浴客の多くも波に乗るウインドサーファーに目を向けている。午後1時のスタート以降、オンショアだった風がどんどん右に降れ、ウェイブコンディションになってきた。そのため、最初はコンディションに手こずっていた選手たちも、どんどんと波を掴んでいく。そして午後4時前にすべてのセッションが終了した。
表彰式、各クラスの優勝者と準優勝者の発表は選手やギャラリーが見守る中、松井ウェイブ委員長により腕が上げられる。緊張の瞬間が続く。最後のスペシャルクラスは……。元プロの阿出川潤の手が上げられた!

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